高橋源一郎さんの
「書く」って、どんなこと?
という本を読みました。
NHK出版の、学びのきほんシリーズです。
帯にも書いてありましたが、
文章は、実はもうひとりの「わたし」が書いている。
らしいです・・。
この本が言っていることと違うかもしれませんが、
そういえば、かって私にも、もうひとりの自分がいて
趣味のマンガで大したものではないのですが、自分なりにストーリーを次々考えていました。
サークルに入って、定期的に同人誌(子育てなどが主にテーマ)に投稿していました。
それに、音楽も大好きで、パソコンで作曲を楽しんだりしていました。
Macでフォトショを使って、お絵描きもしていたし。
その頃は友人への長い手紙などもよどみなく、きれいな字で間違いもなく書いていました。
なのに、今は、何もできません・・・。
手紙も書けないし、字も下手になりました。
お話も、メロディも出てきません。
創作意欲がなくなってしまいました。
今の方が時間があるのに、そうした気力がありません。
創作したいという、もうひとりの自分はいなくなってしまったのでしょう。
多分、その「もうひとりの私」は、猫が連れてきてくれて、そしてその猫がいなくなったら、一緒にどこかに行ってしまったのかも。
それとも、単に自分が怠け者になってしまったのか、常識的になってしまったのかな?
そんなことを、この本を読んで思いました。
自分語りになってしまいましたが、
もうひとりの自分の存在が、大切
作家さん方の、「書く」ということは、そういうことなのかとうなづける本でした。
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