自宅の近く、フレスポ春日井付近で、八田川、地蔵川の工事が長らく続いています。
2011年9月に、台風の折、地蔵川から水が溢れ、床上浸水が起きたので、その対策で排水施設が建設されていました。
その施設が、6月1日から稼働するというニュースが入りました。
↓中京テレビニュースより
とても気になる情報だったので、付近の様子を見にいきました。
地蔵川は、そんなに大きい川ではありませんが、確かに、2011年の台風の時は、あちこち溢れていたようです。私も、仕事帰りの車が浸水しそうでした。
さて、川(地蔵川)だったところが、結構広い池のようになっていました。
地蔵川にかかる、「黒川橋」の上から見てみました。
橋の名前がよく見えませんが・・・。
黒川橋を渡って、地蔵川に沿って、交差する八田川に歩いていきます。
八田川は、新木津用水と繋がっていて、大きな庄内川へと向かって流れる川です。
地蔵川は、その八田川の下をくぐって流れている(伏せ越し)ということです。
工事の内容が書かれた看板がありました。
八田川の堤防を上ると、黒川 治愿(はるよし)氏の石碑がありました。
黒川 治愿氏は、明治時代に木曽川からの庄内川に繋がる新木津用水を拡幅し、水量を増やし、さらに矢田川の下を伏せ越しで通り、名古屋市の堀川とつながる、
つまり、木曽川と堀川を繋げる工事をした人です。
犬山から名古屋への水運が盛んになり、そしてこの辺りの水田にも繁栄をもたらしたということです。
詳しくは↓
ひっそりと立つ石碑ですが、水の歴史を感じる場所でもあります。
この石碑のそばに八田川にかかる「御幸橋」という橋があります。
この橋にも歴史があるようです。
それについては、また今度・・・。
これからは雨の季節。
洪水などのおそれが回避されますよう、心から願っています。
参考(覚え)wikiより