ゆめねこはうす

気になった本、歴史、音楽などの覚書き

平田耕治さんのバンドネオンのコンサート

 10月21日、名古屋の宗次ホールで、バンドネオンのコンサートがありました。
 満席でした。
 バンドネオン・平田耕治さん
 ギター・アリエル・ロペス・サルディーバルさん
 ピアノ・エミリオ・テウバルさん
 の構成のコンサートです。
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 プログラムより↓
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 プログラムは、前半9曲、後半10曲、時折楽器の編成を変え、いろいろな曲を聴くことができて、タンゴ好きには満足できるコンサートでした。
  プログラム
ピアソラ:ロ・ケ・ペンドラ(来るべきもの)
プラサ:ダンサリン
ピアソラ:オブリヴィオン(忘却)
プラサ:パジャドーラ
タレガ:アルハンブラの思い出
ピアソラ:ラ・ムエルテ・デル・アンヘル(天使の死)
プホル:セプティエンブレ
平田耕治:タンゴロイド前奏曲
平田耕治・木田浩卓:タンゴロイド
   休憩
テウバル:リオ
ピアソラ:タンガータ
モーレス:タンゲーラ
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
ピアソラ:シータ
ピアソラ:リベルタンゴ
テウバル:ワシントン
フレセド:わが人生
ピアソラ:アディオス・ノニーニ
アンコール「ラ・クンパルシータ」
 私はピアソラが好きなので、「来たるべきもの」「タンガータ」など、あまり知らなかった曲もじっくり聴くことができて、いい時間でした。
 ピアソラの曲のメロディーは、心に染み通ります。
 プレイヤーの方の技術が高く、競演といった感じで、それぞれの楽器のアドリブが入ったり、迫力がありました。
 
 楽器の編成やプレイヤーによって、同じ曲でも別のアレンジや雰囲気を楽しむことができます。
 平田さんのバンドネオンは、また来年、4月にここ宗次ホールで聴くことができます。
  チラシより↓
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 バンドネオンは、アルゼンチンタンゴなどによく使われる蛇腹楽器ですが、楽器が作られたのは、ドイツで、バンドという人が作ったということです。
 野外の教会などで、パイプオルガンの代わりに使われていたそうです。
↓アストル・ピアソラ「Tangata」(amazon prime musicで、聴けます。プライム会員特典))
こちらのアルバムの方も、prime会員特典です。