ゆめねこはうす

気になった本、歴史、音楽などの覚書き

愛知県芸術劇場コンサートホール、オーケストラを真横から鑑賞

 9月6日は、愛知県芸術劇場コンサートホールにて、

名古屋フィルハーモニーの定期演奏会がありました。

 プログラム↓

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 指揮は、小泉和裕さん

 

 曲目は

 

 ワーグナー:ジークフリート牧歌

 

 休憩

 

 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調[ノヴァーク版]

 

 でした。

 

 ブルックナーの交響曲の第7番は、1時間10分ほどあります。

 

 結構長い曲なのですが、客席が2階左側バルコニー席で舞台横から俯瞰できる場所で、指揮者の様子も見えるし、管楽器や舞台奥の打楽器の様子もよくわかって、聞く楽しさに見る興味深さが加わって、あっという間の時間でした。

 

 音も重厚で迫力があったり、メロディックな箇所は表情のある音色だったり、久しぶりのオーケストラの演奏を楽しめ、癒されました。 

 

 

 私が以前アマチュアオケにいた時は、弦楽器だったので、あまり管楽器のことはわからなかったのですが、

 今回はよく見えて、ホルン4本に加えワグナーチューバ4本の様子、楽器の違いもわかりました。

 

 また、チューバを2本持ち替えて演奏していたこと。

 ティンパニーがこの曲ではトレモロが多いこと。(遠雷のようでした)

 シンバルとトライアングルが2楽章の1箇所だけであったこと。 (これはノヴァーク版にあるということです。いろいろ版があり、ハース版だと、入っていないそうです・・・。)

 

 ブルックナーがこの2楽章を書いている時、敬愛していたワーグナーが亡くなったという知らせを受け、ワーグナーに対する4本のワグナーチューバによる葬送音楽の部分(コーダ)もあります。

 泣ける部分です・・・。

 

 ブルックナーの曲、正面から聴くのもいいですが、横方向からオーケストラを見ながら聴くと、一体感を感じました。

 間近な感じで、オーケストラにも親しみを覚えます。

 

 

 いつもチケットを購入する時、指定の客席選びに迷いますが、この辺り、お気に入りの席になりそうです。

 

 

 ↓客席の様子、エレベーター、トイレの位置など確認できます。

 

 

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 参考 フランクフルト放送交響楽団の演奏(シンバル、トライアングルの入った演奏)

 


Bruckner: 7. Sinfonie ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Christoph Eschenbach

 

 

 

 

 演奏会後も、このYOUTUBEや、Apple Musicのいろいろな演奏を聴き、

ブルックナー祭りです。

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