ゆめねこはうす

気になった本、歴史、音楽などの覚書き

終戦の日に「戦争論」

 台風10号が外で暴れていました・・・。

 

 今日はお盆の明け、そして「終戦の日」。

 

 先日TVでちらっと見た「100分de名著」。

 カイヨワの「戦争論」が題材でした。

 

 カイヨワといえば、幼児教育などに関わっている人は、「遊びと人間」という著書を読んだことがあるでしょう。

 私もかつて幼児教育を学んでいたので、この「遊びと人間」が講義のテキストでした。

 なのでその頃買った本を持っていました。

 

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 遊びのことを書いている人だと思っていましたが、「戦争論」も書いていたのですね。

 

 「遊びと人間」は、人間の本質は遊びを求めるということで、遊びを4分類(競争、模擬、運、めまい)に分けていました。

 

 「戦争論」はその遊びの分類のうちの「めまい(狂乱)」を求める本質が、人間が戦争をする由来だ、というようなことが書いてあります。

 古代ではそのようなものであったのが、産業革命などを経て武器が発達し、国民を巻き込む国家間の大戦争へとなってしまった。

 

 まだ、「100分de名著」しか読んでいないので、「戦争論」を読んだらまた新しい視点が書いてあるのかも。

 

 でも他にもいろいろな要因から、戦争へと発展してしまうのでしょう。

 

 この時代、戦争を防ぐにはどうしたら良いのか、いろいろ考えますが、今は、「SDGs」(持続可能な開発目標)のアクションを進めていくことが必要なのではないのかな、と思います。

 

 

https://www.unic.or.jp/files/sdg_logo_ja_2.pdf

 

 みんなで、協力したり、応援したりして、より生きやすい世界を作っていくことが、戦争を防ぐことになるのでは、と期待します。

 

 

www.mofa.go.jp

 

参考 

 

 





こちらはクラウゼウィッツの「戦争論」(マンガ)